2月メイン特集

「フレンドリー企業に聞きました!~Annotation~」

 

2月特集は「フレンドリー企業に聞きました!です。今回は「Annotation」様にスポットを当てました。

東京・札幌にオフィスを構え、クラウド(AWS)に関するコンサルティング、運用やWEBアプリケーション開発に関するコンサルティング、運用を行う企業様です。

LGBTフレンドリー企業として全国で様々な活動を行っているAnnotation(アノテーション)代表・魚見さんに今までの軌跡ととこれからのビジョンを伺いました。

 

 

「雇用の創出をする、地域に根差していく、そして地域にビジネスを展開していく」


 

編集H:今日は札幌市のLGBTフレンドリー企業である、アノテーションさんの事業内容や、各地のレインボーパレードに出展することになった経緯について、詳しくお話をお伺いしたいと思います。まずはレインボーパレードブースでも紹介されていた事業内容にある、リモートワークでのお仕事についてお伺いしてよろしいでしょうか?
魚見さん(以下、魚見):そうですね…話すと長いのですが(笑)人材派遣業を始めた時、派遣社員の方は複雑な背景を有する方が多いとわかりました。主婦の方、介護で忙しい方も多い。そこでリモートワーク「会社に来ることが当たり前ではない働き方」を導入したんです。
編集H:なるほど、働く背景は人それぞれですからね…形に捕らわれない働き方が、働く側にとっては嬉しいですよね。LGBTの方に関心を持ったきっかけは何ですか?
魚見:映画を年間100本位見るんですけど、LGBTの方テーマにした映画を見たんですよね。それがきっかけで関心を持ちました。海外に行ったとき、おしゃれなカフェがあるなと思ったら、レインボーフラッグがあって、何かなって思ってたんです。正直何も知らなかったんですけど、楽しそうな感じだなって。それでどんどん調べましたね。
編集H:札幌のレインボーマーチに参加してみて、感じた印象はありますか?
魚見:札幌のレインボーマーチは、どこのパレードともカラーが違って、柔らかいというか。自分たちらしく、という感じがすごく印象深かったです。その中で私たちにできることは、雇用の創出をすることと、地域に根差していくことですね。結果として、LGBTの方の雇用創出につながればと思います。
編集H:LGBTフレンドリー企業として、気を付けていることや、困ったことなどはありますか?
魚見:応募面接の段階でご自身がLGBTであることをお伝えいただいた方がいらっしゃったんですね。面接や人事考課は、経験・スキル・意欲等で評価します。LGBTフレンドリーであることと、性的指向を前提とした合否判定の話は別ですね。皆さんに対してフェアであることが大事です。個人個人の状況を考えて、配慮はしますが特別扱いはしません。

 

編集H:東京レインボーパレードにも参加されていると伺いました!
魚見:一昨年、TRP(東京レインボープライド)の存在を知っったんですよ。企業参加しようかな、と思って。参加を決めたのは3か月前の2月です。とりあえず何もわからないけどやりきろうと思って。失敗だらけでしたね(笑)
編集H:東京ではどんなブースを出展したんですか?
魚見:もう…よくわかっていなかったので、A3のパネルつくったり、のぼり作ったり。採用説明会を行いました。不慣れな中、ご来場いただいた方がいて。すごく嬉しかったです。一方では、記者の方、懐疑的な方もいらっしゃり、ちょっとしんどい時間もありました。
編集H:イベントなどで実際に当事者の方とお話をしてどうですか?
魚見:緊張しますよ、毎回めちゃめちゃ緊張してます(笑)札幌で一番感じたのは、レズビアンの方、トランスジェンダーの方が活動的だということですね。東京で感じたのはゲイの方の方が活動的というか。
編集H:僕も取材に色々各地に行きますが、全然特色が違いますよね。
魚見:そういえば名古屋にも行ったんですよ、名古屋もまた違うカラーなんだなって。 

編集H:この度は札幌でLGBTフレンドリーの会社として受賞されたとのこと、誠におめでとうございます!

魚見:ありがとうございます!札幌市役所での授賞式に参加しました。諸先輩方が続けてきたことを学び、受け継ぐことができればと思います。札幌市のLGBTフレンドリー企業であることで、そんな会社があることをお知りいただいて、ホワイトかはわからないけどブラックではないよねって、仮にも行政に選ばれたところだよねって(笑)皆さんに受け入れられる、心理的に障壁を下げていただきたいというのが本音ですね。敵ではないんですよ、と。
編集H:今後の展望はありますか?是非読者の方へメッセージをお願いします!

魚見:札幌の方含め全国の当事者の方の、何か一つでもお力になれることがあればご協力したいと思っています。ただ、それを継続していくためにはきちんとビジネスとしても成立していないといけない。最初は採算が取れなくてもいい、でもきちんとシステムを構築していく必要はあります。そこを突き詰めていくのが今後の課題で、法人としての義務だと思っています。どこへでも飛んでいきます。挑戦します。何でもお声がけください。そして将来的には、札幌で小さなカフェをしながら、ゆっくりお話できる空間ができたらいいなと思います(笑)

編集H:ありがとうございました!

 


Annotation(アノテーション)様の企業情報はこちら →  http://diversity.annotation.co.jp/


 

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